A DAY IN THE LIFE

#04 Pernod Fils

ビンテージのアブサンは今じゃオークションアイテム。高音の花だ。
1915年にアブサンが禁止になって、
ペルノーといえばパスティスになったが、
解禁後再生産されているアブサンにはニガヨモギは入っていない。

アニスの匂いが独特だから好きか嫌いかに別れる酒。
パスティスは、本当はリカールとか51(サンカンテアン)の物を言い、
ペルノーはリコリスが入っていないので、正確にはアニス酒。
でも、どっちもパスティスで通用してるけど。
アルコール度数は、アブサンにはかなわないけど、それでもかなり高い

口当たりがよくて、何と言っても匂いが好きだ。
水で割ると、濁って独特の色になる。

アブサンは、なんとなく1800年代のパリの退廃的な雰囲気が似合うけど、
パスティスは、やっぱりマルセイユの太陽。
夏が似合うよね。

まあ、飲み過ぎると悪酔いして幻覚を見るのは、同じか。
ゴッホはアブサンでどんな幻覚を見ていたのかな、、、。